東京, 4月11日, /AJMEDIA/
日本水連は１０日、世界選手権（７月１４～３０日、福岡市）の競泳代表男女４０人を発表し、男子の瀬戸大也（ＣＨＡＲＩＳ＆Ｃｏ．）や女子の池江璃花子（横浜ゴム）、東京五輪個人メドレー２冠の大橋悠依（イトマン東進）らが選ばれた。
東京五輪リレー代表だった池江は、白血病を克服して以降、初めて個人種目で日の丸を背負って臨む。世界選手権は６年ぶりで「楽しみ。感動を与えられるような結果を出していきたい」と意気込む。１６歳の成田実生（金町ＳＣ）と１８歳の三井愛梨（横浜サクラ）が初代表。今井月（バローＨＤ）や福岡出身の鈴木聡美（ミキハウス）が復帰した。
男子の背泳ぎは入江陵介（イトマン東進）が８大会連続の代表。１８歳の竹原秀一（東洋大）は地元福岡の大会で代表に決まった。１００メートル自由形の日本新記録を出した松元克央（ミツウロコ）や平泳ぎの元世界記録保持者渡辺一平（トヨタ自動車）も選出された。
飛び込みは男子の玉井陸斗（ＪＳＳ宝塚）や女子の三上紗也可（日体大）らが選ばれ、馬淵優佳（ミキハウス）は落選。
今秋に中国・杭州で開催されるアジア大会代表も発表され、池江らが選ばれた。
◇競泳、飛び込みの代表選手一覧
１０日に発表された水泳世界選手権（７月、福岡市）の競泳、飛び込み代表は次の通り。
【競泳男子】
▽自由形 塩浦慎理（イトマン東進）松元克央（ミツウロコ）▽背泳ぎ 入江陵介（イトマン東進）竹原秀一（東洋大）柳川大樹（イトマン港北）▽平泳ぎ 日本雄也（アクアティック）渡辺一平（トヨタ自動車）佐藤翔馬（東京ＳＣ）▽バタフライ 松元、川本武史（トヨタ自動車）水沼尚輝（新潟医療福祉大職）本多灯（イトマン東京）森本哲平（イトマン近大）▽個人メドレー 本多、瀬戸大也（ＣＨＡＲＩＳ＆Ｃｏ．）小方颯（イトマン港北）▽リレー 五味智信（ヨコハマＳＣ）中村克（イトマン東進）川根正大（ツカサドルフィン）真野秀成（セントラルスポーツ）田中大寛（早大）吉田冬優（三谷産業）
【同女子】
▽自由形 池江璃花子（横浜ゴム）白井璃緒（ミズノ）難波実夢（ＪＳＳ）小堀倭加（あいおいニッセイ同和損保）森山幸美（ＳＷＡＮＳ）▽背泳ぎ 白井、高橋美紀（林テレンプ）弘中花音（イトマン）▽平泳ぎ 鈴木聡美（ミキハウス）青木玲緒樹（ミズノ）今井月（バローＨＤ）▽バタフライ 池江、相馬あい（ミキハウス）三井愛梨（横浜サクラ）牧野紘子（あいおいニッセイ同和損保）▽個人メドレー 成田実生（金町ＳＣ）大橋悠依（イトマン東進）谷川亜華葉（イトマン近大）▽リレー 池本凪沙（イトマン東京）神野ゆめ（中京大）五十嵐千尋（Ｔ＆Ｇ）望月絹子（鈴与）
【飛び込み男子】
須山晴貴（ＮＳＰ宇都宮）玉井陸斗、伊藤洸輝（ともにＪＳＳ宝塚）大久保柊（昭和化学工業）荒木宥図（ＮＳＰ）
【同女子】
三上紗也可（日体大）榎本遼香（栃木トヨタ）荒井祭里、板橋美波（ともにＪＳＳ宝塚）
