東京, 10月31日, /AJMEDIA/
9月の大相撲秋場所で2度目の優勝を遂げ、三役に返り咲いた玉鷲が31日、東京都墨田区の片男波部屋でリモート会見し、九州場所に向けて「二度あることは三度ある」と意欲を示した。
関脇だった2019年初場所で初賜杯を抱いたものの、翌春場所は5勝10敗。「勝たなければ」と、気持ちが先走りして硬くなった。その教訓を生かすべく、「一日一日をしっかりやる」と平常心で臨むつもりだ。
本場所での協会あいさつで土俵に並ぶ三役以上の力士を眺めては「また、あの場に立ちたい」との思いを募らせてきた。目標を果たし、九州場所の4日目に38歳となるベテランは「年はただの数。もっと元気な相撲を取る」と若々しく笑った。