火山調査研究推進本部の初会合 計画の骨子 夏ごろまでに策定へ

東京, 04月09日 /AJMEDIA/

全国の火山の観測や研究を一元的に進める「火山調査研究推進本部」の初めての会合が開かれ、火山活動や災害の危険性を評価する研究や観測体制などについての計画の骨子をことし夏ごろまでに策定することなどを確認しました。

8日の初会合には、火山の専門家や政府の関係者などが出席し、当面の活動方針などについて確認しました。

このなかで、▽火山活動や災害の危険性を評価するための研究や▽火山の観測や噴出物を分析するための体制などについての計画の骨子をことし夏ごろまでに策定することを確認しました。

また、▽過去の噴火履歴や観測結果などを整理して分析することや▽大規模な噴火が起きた際には臨時に火山活動を評価する方針も示されました。

会合に出席した防災科学技術研究所の清水洋 火山研究推進センター長は「火山活動の推移を予測して想定される災害を分かる範囲で評価し、科学的助言をすることが期待されているので努力していきたい」と述べていました。

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