浦和、多彩に効果的に 西川の無失点記録に花―Jリーグ

東京, 7月11日, /AJMEDIA/

 2試合引き分けが続いていた浦和にとって、内容も伴う白星となった。「いろんな形がチームとして見えた。完全な試合ができた」。ロドリゲス監督は手放しで褒めた。
 一進一退の展開で、前半の先制点はカウンターから。左サイド深くでパスをカットした松尾がドリブルで運び、モーベルグがフリーになって合わせた。効果的だったのが2点目。後半5分、右サイドからボールを受けた伊藤が中央で迷わず左足を振り抜く。グラウンダーのシュートがゴール右へ見事に決まった。
 伊藤はボランチを組む岩尾と縦の関係をつくり、積極的に前に出た。ミドルシュートは意識していたそうで「決めることで存在価値や武器も増える。相手にとっては脅威になる」。
 その後も素早い崩しから3点目を奪い、後半は危なげない試合運び。GK西川はJ1通算170試合目の無失点となり、元鹿島の曽ケ端を抜いて単独最多となった。「楽になった。記録も素晴らしいが、チームが勝つことが一番」。ホームでの快勝で自らの快挙に花を添えられ、守護神は目尻を下げた。

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