流動性で終始圧倒 浦和、自信深まる大勝―ACLサッカー

東京, 4月16日, /AJMEDIA

 開始早々だった。浦和は江坂の左クロスにユンカーが頭で合わせて先制。ゴールラッシュの口火を切ると、松尾の折り返しから江坂が追加点。個々が流動的にポジションを変えながらゴールを目指し、主導権を握った。
 トップ下の江坂が自由に動き、相手の最終ラインをかく乱。左MFの松尾とともに再三好機をつくった。前半終了間際に凡ミスからオウンゴールで失点したのはいただけないが、内容では終始圧倒した。
 中2日で6試合を戦う過密日程で、この日は19歳のGK鈴木が先発。普段は出場機会の少ない若手も起用し、今後も総力戦で乗り切る構えだ。「さらに勝つ。チャンピオンになることが期待されている」とロドリゲス監督。選手層の厚さが問われる大会で、好発進した。
 J1では2勝4分け4敗と勝ち切れない試合が続く。それでも松尾は「チームとして、もう少しゴールを取るポテンシャルがある」と今後の伸びしろを感じ取った様子。新型コロナウイルス対策で日本では制限のある声出し応援も響いた会場で、サポーターの思いに結果で応えた。

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