東京, 04月08日 /AJMEDIA/
7日午後、栃木県栃木市の路上で、20代から50代の4人が近くの住宅から逃げ出した犬に相次いでかまれました。けがはいずれも軽く、犬も捕獲されていて、警察は当時の状況や飼育環境などを調べています。
7日午後2時すぎ、栃木市神田町の路上で、近くに住む25歳の女性が犬の散歩をしていたところ、突然、別の犬が襲いかかってきたということです。
犬をかばった女性が手をかまれたほか、近くにいて助けに入った30代から50代の男女3人も次々と手や腕をかまれました。
1人は病院に運ばれましたが、4人ともけがの程度は軽いということです。
警察によりますと、かんだ犬は現場近くの住宅で飼われ、逃げ出して4人をかんだとみられおよそ1時間後に捕獲されました。
この住宅からは、別の犬も逃げ出しましたがすでに捕獲されました。
かんだ犬は、法律で義務づけられている狂犬病の予防接種を受けていたということで、警察は、飼い主から話を聞くなどして当時の状況や飼育環境などを調べています。
現場は栃木駅から北東に1.5キロほどの住宅街の一角です。
