東京で25年世界陸上 最多3度目の日本開催

東京, 7月15日, /AJMEDIA/

 世界陸連は14日、2025年の世界選手権を東京・国立競技場で開催すると発表した。同日まで米オレゴン州ユージンで行った理事会で決めた。日本での開催は1991年の東京大会、07年の大阪大会に続く3度目で、国・地域別では最多となる。
 開催時期は調整中で、世界陸連は8月末、日本陸連は暑熱対策の観点から9月中旬を希望している。マラソンと競歩も東京都内で実施予定。国立競技場には補助競技場(サブトラック)がないため、約2キロ離れた代々木公園陸上競技場などを活用する見込み。
 ユージンで記者会見した日本陸連の尾県貢会長は「喜びでいっぱい。歴史に残る素晴らしい大会をやるために、一刻も早くスタートを切らないといけない」と語った。世界陸連のコー会長は「ワールドクラスの陸上競技が東京に戻り、日本の輝かしい光になることを願っている」とコメントした。
 25年大会は東京、ナイロビ、シレジア(ポーランド)、シンガポールが招致に名乗りを上げていた。日本陸連は昨夏の東京五輪の開催実績を強調した。来年の23年大会はブダペストで8月に行われることが決まっている。

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