志賀町 × アゼルバイジャン パラメダリストと交流

東京, 3月3日, /AJMEDIA/

志賀高レスリング部に指導
 志賀町の志賀高校レスリング部が一日、町総合体育館でアゼルバイジャンのパラリンピックメダリストとオンラインで交流した。
 共生社会の実現を目指し国際交流を推進する事業の一環。昨夏の東京パラリンピックのパワーリフティング男子49キロ級で銅メダルを獲得したパルビン・マムマドフ選手(27)らと同部の高校生九人が参加した。
 競技用のパワーリフティングベンチプレス器具を使い、マムマドフ選手が通訳を介して画面越しに基本動作を指導。「持ち方に集中した方が良い」「腕を下ろす時はゆっくり」などとアドバイスを受け、生徒たちは重りのついたバーベルを力いっぱい持ち上げた。
 生徒が質問する時間もあり、マムマドフ選手は日本について「おもてなしが印象深かった」と回答。夢は金メダルを取ることと話し「皆さんもオリンピックに出られるよう頑張ってください」と激励した。一年の赤坂和哉さん(16)は「いつも筋肉トレーニングをしているので驚いたし勉強になった」と話した。
▽外交樹立30周年 交流イベント参加
 町予算案に事業費
 日本とアゼルバイジャンが外交関係樹立30周年を迎える今年、昨年の東京五輪・パラリンピックで同国のホストタウンだった志賀町は、現地で開かれる交流事業への参加などを予定している。2022年度一般会計当初予算案に事業費793万円を計上した。
 1992年の外交関係樹立から30年に合わせ、在アゼルバイジャン日本国大使館では4〜12月に多数のイベントを計画。文化や経済などさまざまな分野で交流し、両国間の関係を深める狙いがある。
 町では、首都バクーなどで7月に開かれる太鼓祭りに町の太鼓団体が参加するほか、9月の記念式典に小泉勝町長が出席予定。町の友好都市ハタイ地区と学生のホームステイ事業も計画している。
 2月22日には現地で、在アゼルバイジャン大使館の天皇誕生日を祝うレセプションがあり、町の魅力を紹介するPR動画も上映された。 

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