後期高齢者医療制度 保険料の全国平均が初の月7000円超見込み

Tokyo, 07 April, /AJMEDIA/

75歳以上の人が加入する「後期高齢者医療制度」の今年度の保険料は、現役世代の負担増を抑える制度改正などによって、全国平均の月額で初めて7000円を超える見込みとなりました。

75歳以上の人が加入する「後期高齢者医療制度」の保険料は、2年に1度、都道府県ごとに改定が行われていて、厚生労働省は全国の状況をとりまとめ、今年度と来年度の見込み額を公表しました。

それによりますと、今年度の1人当たりの保険料は、全国平均で月額7082円と、初めて7000円を超える見込みとなりました。

前の年度と比べると507円、率にして7.7%増えていて、平成20年度の制度開始以降、最も大きな引き上げ幅となります。

これは医療費の伸びに伴う、現役世代の負担増を抑える制度改正などによるものです。

今年度の保険料を都道府県別に見ると
▽東京都が最も高い9180円
次いで
▽神奈川県の8803円
▽愛知県の8555円
などとなっています。

最も安いのは
▽秋田県で4397円
次に
▽青森県の4619円
▽岩手県の4627円
となっています。

また、来年度は全国平均で、さらに110円増えて7192円となる見込みだということです。

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