小山アマ、プロ編入試験資格 将棋の29歳「前向きに」

東京, 9月14日, /AJMEDIA/

 将棋講師でアマチュア強豪の小山怜央さん(29)が13日、東京都内で指された朝日杯将棋オープン戦で中川大輔八段(54)に勝ち、プロ棋士編入試験の受験資格を得た。棋士養成機関の奨励会を経験していないアマが編入試験の資格を得るのは、現行制度で初めて。
 資格の獲得は、里見香奈女流五冠(30)を含めて6人目となる。プロ棋士になるには、奨励会に入って四段に昇段するか、編入試験に合格する必要がある。
 小山さんは受験について「前向きに考えるという気持ちでやってきた」と述べ、周囲の話を聞いてから決断する意向を示した。
 編入試験では若手の四段棋士5人と対局し、3勝すればプロとなる。

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