“宇宙牛プロジェクト”で一石三鳥って?

東京, 7月21日, /AJMEDIA/

和牛の飼育頭数で全国一の鹿児島県でいま、“宇宙牛プロジェクト”が進められていると聞きました。
「宇宙」と「牛」っていったいどんなつながりが?
しかも、このプロジェクト、「一石三鳥」というんです。
(鹿児島局記者 猪俣康太郎)

衛星から電波を牛が受信!?
「“宇宙牛”に会うことができます」

鹿児島大学農学部の後藤貴文教授から、こう言われた私は県東部の志布志市にある牧場に向かいました。

牧場に着いて放牧された牛をみるとのんびり草を食べているだけに見えましたが、その首に、スマートフォンより少し小さな装置がつけられていることに気づきました。

この装置、実は去年、種子島から打ち上げられたH2Aロケットに搭載されていた「みちびき」などの人工衛星から、電波を受信しているというのです。
受信した電波で牛の位置を測定。

畜産農家のスマートフォンには、現在の牛の正確な位置が、随時、送られてくる仕組みです。

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