大阪の「蓬莱」豚まん一部にビニール片混入 回収など進める

東京, 03月18日 /AJMEDIA/

大阪 浪速区にある豚まんなどの製造販売会社「蓬莱」は、16日と17日販売した豚まんの一部に、ビニール片が混入したと発表しました。会社は現在、販売した豚まんの回収やあんの廃棄を進めていて、これまでに9人の客から混入の連絡があったということですが、今のところ健康被害に関する情報はないということです。
「蓬莱」によりますと、ビニール片が混入したのは、きのうときょう製造・販売した「豚まん」と「チルド豚まん」の一部です。

「蓬莱」によりますと、16日正午ごろ、大阪 浪速区の工場で豚まんのあんの中にビニール片が入っているのを従業員が見つけました。

会社が確認したところ、材料のたまねぎを切る機械にかけられていた水はねを防止するカバーの一部が欠けていて、それが製造過程で混入したとみられるということです。

これを受けて、会社は、1.4トンのあんを廃棄処分にするとともに、16日夕方には、大阪などにあるおよそ60の店舗すべてで豚まんの販売を中止しました。

会社はカバーの撤去や機械の洗浄を行ったうえで17日、豚まんのあんの製造を再開しましたが、午後に大阪市内の店舗で従業員が再びビニール片が混入しているのを見つけたということです。

このため、会社は16日販売した19万6000個余りの豚まんに加え、17日販売した分の回収やあんの廃棄を進めています。

これまでに豚まんを購入した9人の客からビニール片が混入していたという連絡があったということですが、今のところ健康被害に関する情報はないということです。

「蓬莱」は「ご迷惑をおかけして申し訳ございません。今後、同じようなことが起きないよう、管理体制の強化をより一層図ってまいります」とコメントしています。

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