外交史料館 展示室が「麻布台ヒルズ」に移転 8日にオープン

東京, 04月07日 /AJMEDIA/

日本外交の公文書を保管する外交史料館の展示室が、東京・港区の「麻布台ヒルズ」に移転して、8日にオープンします。

外務省の外交史料館の展示室は、東京・港区にある飯倉公館の敷地内にありましたが、建物が老朽化したことなどから、「麻布台ヒルズ」の5階に移転し、8日にオープンします。

5日に行われた開設式で、上川外務大臣は「いつでも立ち寄ってもらい、わが国の外交をより身近に感じていただけるようなスポットになることを期待している」と挨拶しました。

展示スペースはこれまでより広くなり、幕末にアメリカとの間で結ばれた「日米修好通商条約」や、第2次世界大戦後に日本が主権を回復した「サンフランシスコ平和条約」の複製など、日本近代史の外交資料が66点展示されています。

外務省によりますと、来場者はこれまで年間3000人から4000人だったということで、今後は修学旅行生を積極的に受け入れるなど、増やしていきたいとしています。

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