喜友名が現役引退 東京五輪金メダル―空手形

東京, 2月17日, /AJMEDIA/

 2021年東京五輪の空手男子形で金メダルを獲得した喜友名諒(32)=劉衛流龍鳳会=が、現役引退することになった。全日本空手道連盟が16日、本人から1月30日付で報告があったと発表した。3月17日に地元の沖縄県内で記者会見する。

 気迫のこもった演武が持ち味で、力強さや技の正確さで他を圧倒した。21年世界選手権で史上初の4連覇を達成するなど長く世界トップに君臨し、同年の全日本選手権では前人未到の10連覇に輝いた。
 空手が初めて採用された東京五輪では期待通りの活躍で、空手の日本勢で唯一の金メダルを獲得。閉会式では日本選手団の旗手を務めた。21年には現役選手ながら全空連理事に就任した。空手は来年のパリ五輪では行われない。 
 
 ◇喜友名諒の略歴
 喜友名 諒(きゆな・りょう)沖縄国際大出。5歳で空手を始め、21年東京五輪の男子形で金メダルを獲得。世界選手権を14年から4連覇し、全日本選手権は12年から10連覇を遂げた。32歳。沖縄県出身。

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