半井、福島ら強豪がバトル 24日から北九州で国際大会―ブレイクダンス

東京, 2月22日, /AJMEDIA/

 来年のパリ五輪で初めて実施されるブレイクダンスの国際大会、ゴールド・ワールドシリーズは24日から2日間、北九州市の西日本総合展示場新館で行われる。世界の有力選手が参加する大会で、日本初開催となる。
 男子は昨年の世界選手権で銀メダルの半井重幸(ダンサー名SHIGEKIX)に期待が懸かる。今月の全日本選手権では圧倒的な強さで3連覇を遂げた。「いいパフォーマンスと結果を見せたい。全日本の経験も生かして、うまくつなげられたら」と意気込む。
 優勝を目指す上で最大のライバルになりそうなのは、世界選手権決勝で屈したカナダのフィリップ・キム(PHIL WIZARD)。世界の舞台で何度も顔を合わせており、キムは「素晴らしいダンサー。リスペクトしている」と半井に対して敬意を表している。
 女子は昨年の世界選手権メダリスト、世界最高峰大会「Red Bull BC One」覇者ら強豪が集結する。
 世界選手権3位の福島あゆみ(AYUMI)は、女王の湯浅亜実(AMI)を全日本決勝で退けて連覇を果たした。福島は「自分のスタイルを出し切りたい」と自然体を強調し、敗れた湯浅は「仕上がってきている」と手応えを口にしている。
 今大会では、来年3~6月開催のパリ五輪予選シリーズ出場につながるポイントを得られる。北九州大会を含むワールドシリーズは格付けが高く、獲得できるポイントが最も大きい。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts