中日、一発攻勢で逆転 助っ人2人が躍動―プロ野球

東京, 4月13日, /AJMEDIA/

3連敗中の重苦しい空気を振り払ったのは、助っ人の2発だった。開幕からの9試合で計13得点と打線が沈黙していた最下位の中日が、六回にアルモンテとアキーノの今季1号などで4点を挙げて逆転勝ち。立浪監督は「開幕して初めてこういう勝ち方ができた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 3年ぶりに中日に戻ったアルモンテが口火を切った。六回先頭で甘いスライダーを完璧に捉え、右越えの同点ソロ。本拠地でチーム今季初となるアーチを架けて勢いづくと、木下の右前適時打で勝ち越しに成功する。
 なお2死一塁の場面で新外国人アキーノが代打で登場。4番として期待されながら、最近はスタメンを外れることもあった大砲が直球を振り抜き、左中間席へ会心の一撃を放った。「いいスイングで打つことができた」と満足そうだった。
 試合前の時点で本塁打は龍空の1本のみ。主砲ビシエドがこの日、不振で2軍落ちするなど、チームが揺らいでいる中、両外国人選手が期待通りに働いた。監督は「弾みにしていかないといけない」。喜びもそこそこに、視線を先に向けた。

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