三浦、大健闘4位 得意のスパート発揮―陸上DL

東京, 9月9日, /AJMEDIA/

 男子3000メートル障害の三浦は残り1周で6番手にいた。「自分の見せ場。武器を思う存分発揮するところだ」。得意のスパートを発揮して水濠(ごう)付近で5位に浮上。最後の直線でさらに1人をかわしてみせた。
 2日前から頭痛に苦しんだが、号砲が鳴ると「アドレナリンのおかげ」で痛みを忘れた。順大3年の20歳は、世界最高峰のレースでも周囲の動きやペースを冷静に把握。シーズンベストの8分12秒65で4位と大健闘し、「しっかりと順位を残せたことがすごくうれしい」と笑顔で喜んだ。
 約2週間前のDLで4位に入って出場権をつかみ、「まさか出られると思っていなかった」。昨夏の東京五輪で7位に入賞し、底知れない力を感じさせる。「実力は付いてきた。満足して終わらせるのではなく、来年からも(ファイナルを)目標にしていきたい」。力強く意欲を口にした。

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