ロッテの松川、勝負の2年目 目標は「打てる捕手」―プロ野球

東京, 2月13日, /AJMEDIA/

 将来的な4番打者へ、「打てる捕手を目指す」。ロッテの松川が描く青写真は明快だ。
 12日は台湾の楽天モンキーズとの練習試合に「4番捕手」で先発出場したが、打撃は空振り三振と死球に終わった。吉井監督の「打てる捕手になってほしい」との親心に応えられず、「打ちたかった。タイミングが合わなかった」と振り返ったが、充実のキャンプを過ごしている。
 昨季は高卒新人捕手として史上3人目の開幕戦先発出場。4月の佐々木朗の完全試合をリードし、鮮烈な印象を残した。ただ、シーズン終了後は「悔しい。すごく危機感を感じる」。打率1割7分3厘。特に打撃面でプロのレベルを痛感した。
 オフはWBC日本代表の中村(ヤクルト)ら、捕手が集う自主トレーニングに参加。中村からスローイングの助言をもらい、「すごく勉強になった」と有意義な時間を過ごした。
 キャンプでは村田打撃コーチに師事し、ブルペンでも積極的に動く。「レギュラーとして勝負できるように、開幕スタメンを狙いたい」。「新人捕手」の肩書が取れても、扇の要は譲らない。 

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