マラソンコース、規定より500メートル超長すぎた 主催者が謝罪 英国

東京, 9月14日, /AJMEDIA/

英イングランド南部ブライトンで12日に開かれたマラソン大会について、コース距離が規定よりも500メートル以上長かったことが判明し、主催者が謝罪した。

ブライトン・マラソンはこれまで新型コロナウイルスのために中止を余儀なくされ、今回が1年半ぶりの開催だった。

主催者は同日、ツイッターへの投稿で、「マラソンの参加者にお詫びします。今日のコース距離を計測したところ、568メートル長すぎました」と説明。「18カ月ぶりに復活したイベントの体験が損なわれないことを祈ります」と言い添えた。

大会はニール・マクレメンツさんが2時間33分44秒で優勝。オリー・ギャロッドさんが2時間34分1秒で2位だった。

しかしマクレメンツさんがギャロッドさんを追い抜いたのは、ゴール前200メートルの地点だった。このため「ずっと先頭を走っていたランナーが、あと200メートルの地点で追い抜かれた。つまり、伝統的なマラソンのゴール地点で勝利したのは彼だった」と指摘するツイートも投稿された。

主催団体のトム・ネイラー代表は13日に発表した声明で、「レースが始まる前のマラソンコース計測は正確だったが、コーンラインの配置に基本的な人為ミスがあり、最終的なマラソンコースが568メートルのオーバーランになった」と説明。間違いが判明した時点で既にレースが始まっていたため、是正できなかったとして参加者に謝罪した。

英国では2019年9月にもイングランド北東部のニューカッスルで開かれたマラソン大会で、主催者が参加者に間違ったルートを指示したために、距離が規定よりも約300メートル短くなるハプニングが起きていた。

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