ボッタスPP獲得「僕らに流れが向いてきた」ハミルトン2位 メキシコGP

東京, 11月07日, /AJMEDIA/

メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得した。

フリー走行ではレッドブルが優位に立っていたが、路面コンディションが改善し路面温度が上昇した予選ではメルセデスAMGが巻き返しを見せた。Q3最初のアタックでボッタスが最速タイムを記録し、僚友ルイス・ハミルトンも0・145秒差の2位。レッドブル勢はタイヤ温度をうまく合わせ込めずに低速コーナーでのグリップ不足が目立ち、マックス・フェルスタッペンが3位、地元メキシコのセルジオ・ペレスは4位となった。

Q3最後のアタックで逆転を期したものの、中高速コーナーが連続するセクションで走行ラインを譲るべくコース外に出た角田裕毅に気を取られるかたちでペレスがコースオフを喫し、直後を走行していたフェルスタッペンもその黄旗の影響を受けてタイム更新ならず。結局、Q3最初の順位のままで予選終了となった。

「Q3最後のアタックは素晴らしいラップだった。最終アタックでは最終セクターをあそこまでうまくまとめ上げることができなかったくらいだ。あのアタックは僕のベストなアタックラップのひとつだよ。フリー走行から予選にかけて温度が上がり、セットアップやタイヤ温度などを最適化でき、僕らに流れが向いてきたんだと思う。ここはターン1までの距離が長くてトウ(後続車両の空気抵抗が減る効果)が効くから、明日はいいスタートを決めることが重要になるね」(ボッタス)

ポールポジションが確実と思われながらも3位に終わったフェルスタッペンはソフトタイヤをうまく使いこなせなかったと言い、「予選を通してバランスがあまり良くなかったけど、最後のアタックは何が起きたのか分からない。黄旗が出たからスロットルを戻す必要があった。でも明日はソフトタイヤは使わないし、まだまだ長い戦いが待っているからね」と決勝に目を向けた。

アルファタウリ・ホンダも2台そろってQ3に進出し、今季4基目のパワーユニット投入で最後尾グリッド降格ペナルティーが決まっている角田がピエール・ガスリーにトウを与えて援護射撃。これによってガスリーが予選5位につけ、角田は最後尾降格勢の中では最上位の17番グリッドからスタートする。

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