東京, 7月19日, /AJMEDIA/
ノーベル賞を受賞した白川英樹さんによる、子どもたちに科学の楽しさを伝える特別教室が東京 江東区の日本科学未来館で開かれました。
ノーベル化学賞を2000年に受賞した筑波大学名誉教授の白川英樹さんの特別教室は新型コロナの影響で中断されていましたが、2年ぶりに再開されていて、18日に会場となった東京 江東区の日本科学未来館には小学生と中学生の子どもたち合わせて8人が参加しました。
はじめに白川さんが発見し、ノーベル賞を受賞する理由となった電気を通すプラスチックを紹介し、電池やテレビのモニターなど身近な製品に広く使われていることを説明しました。
続いて子どもたちは電気を通すプラスチック作りに挑戦し、スタッフに手本を見せてもらいながら試薬を使って実験を行いました。
そしてプラスチックに電気が通っていることをLEDライトで確かめると、子どもたちは驚いた様子で声を出して喜んだり不思議そうに眺めたりしていました。
白川さんは「科学の楽しさを味わうことは非常に大切で、子どもの時にぜひ経験してほしい」と話していました。