トランポリン五輪代表の森ひかる「楽しむことを忘れないように」 世界選手権へ思い新た

東京, 11月14日, /AJMEDIA/

トランポリンの世界選手権(18~21日、アゼルバイジャン)に臨む日本代表選手らが13日、オンライン取材に応じ、東京五輪代表の森ひかる(金沢学院大ク)は「しっかり調整できています」と力を込めた。

 メダルが期待された今夏の東京五輪では13位に終わり、1か月ほど競技から離れた。「友達と毎日のように遊びました。家で一日ぐうたらするっていう日もあったり、料理もしたり。いろんなことに挑戦しました」。東京五輪で引退を決めていたが、一度競技から離れたことで五輪の傷も癒え、「やっと“かさぶた”になってきた。遊びで跳び始めて、気が付いたらそれが練習になっていて」と、トランポリンの楽しさを再確認した。

 今大会はシンクロのみの予定だったが、負傷選手との代替で急きょ個人での出場も決まった。丸山章子強化本部長は、「五輪の時の構成も通しでできるようになっている。トランポリンが好きだという気持ちを大切に、笑顔でやってほしい」と背中を押した。

 世界選手権に向け、新たな決意を刻んだ森は「今回一番大事にしていることは楽しむこと。しっかりやりつつも、楽しむことを忘れないようにやっていきたい」と自らに言い聞かせた。

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