サッカーU20日本代表、W杯懸けた戦いへ 3月1日からアジア杯

東京, 2月27日, /AJMEDIA/

 サッカーのU20(20歳以下)日本代表は3月1日にウズベキスタンで開幕するU20アジア・カップに臨む。5~6月にインドネシアで行われるU20ワールドカップ(W杯)の予選を兼ねており、開催国インドネシアを除いた上位4チームが出場権を獲得。1次リーグは16チームが4組に分かれ、上位2チームが準々決勝へ。日本はD組で中国、キルギス、サウジアラビアとぶつかる。
 U20W杯は、将来のA代表を担う有望な若手が国際経験を積める貴重な舞台。活躍次第では来年のパリ五輪、さらには2026年のW杯のメンバー入りが見えてくる。冨樫監督は「パリに行ける選手がU20を勝たせる。そういうチームでありたい」と語る。
 この世代は新型コロナウイルスの影響を受けて海外遠征に行けない時期が続いたが、昨年は今大会予選でアジアの戦いを経験し、秋には欧州でスペイン、フランスなどと対戦。MF山根(横浜M)は「これがワールドスタンダードだと感じることができた」。U20W杯本大会に進めば、さらに多くのものを得られるだろう。
 山根と並んで中心選手として大きな期待が懸かるのがMF松木(F東京)。昨年はパリ五輪世代で臨んだU23アジア・カップに「飛び級」で参加した。監督は今大会の主将に指名。松木は「先を見過ぎず、目の前の試合を戦うのが大事。結果を残せるように中心になってやっていかないといけない」と自覚は十分だ。

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