アーチェリー パリパラ代表選考基準 申し立て認め変更取り消し

東京, 03月01日 /AJMEDIA/

パリパラリンピックの代表選手の選考基準が選手に理由の説明もなく変更されたのは不合理だなどとして、アーチェリーの選手たちが変更の取り消しを求めた申し立てについて、日本スポーツ仲裁機構は「著しく不合理だったと評価せざるをえない」などと指摘し、申し立てを認め変更を取り消しました。

日本身体障害者アーチェリー連盟は、世界選手権などの国際大会で出場枠を獲得した選手がパリパラリンピックの代表に内定するとしていましたが、世界選手権が開催されるおよそ2週間前の去年6月、代表内定はことしの国内選考会で決めると変更されたということです。

これについて、パラアーチェリーの男性選手4人が「世界選手権に照準を合わせていた選手たちに不意打ちとなる決定だ」などとして、日本スポーツ仲裁機構に変更を取り消すよう申し立てていました。

これに対し、仲裁機構は「世界選手権の出場枠を確保することを目指し練習や調整を行ってきた選手に対し、看過できない著しい不意打ちになるといわざるをえない」などとしたうえで、「著しく不合理であったと評価せざるをえない」として申し立てを認め、変更を取り消しました。

これついて、日本身体障害者アーチェリー連盟は「日本スポーツ仲裁機構の結論に従います」としています。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts