うそのセクハラ被害訴えた教諭など計5人を懲戒処分に 都教委

東京, 03月28日 /AJMEDIA/

東京都教育委員会は、うそのセクハラ被害を訴えて、知人の教諭の免職を求めた都立高校の40代の男性教諭を減給とするなど、合わせて5人を懲戒処分としました。

都教育委員会によりますと、多摩地域の都立高校に勤める48歳の男性主幹教諭は、去年7月、女性教諭になりすまし、知人の男性教諭からセクハラを受けたと、うその被害を訴えるとともに、免職を求める投稿を都の相談窓口の専用サイトに送ったということです。

都の担当者が女性教諭に確認したところ、セクハラの事実はないことがわかり、うそが発覚したということです。

3人は生徒のスポーツ活動を通じて知り合い、主幹教諭は「男性教諭に不信感があり追及の目が向くと思った」などと話しているということで、減給の懲戒処分となりました。

また、23区内の区立中学校に勤める64歳の男性教諭は、去年12月、1年生の男子生徒を指導する際、教室のいすに布テープで巻きつけ立ち上がれないようにして恐怖感を与えたということです。

男性教諭は「生徒が授業に関係のないことをしていたのを管理職に見せようと思った」などと説明しているということで、減給の懲戒処分となりました。

都教育委員会はこのほか3人を停職などの懲戒処分としました。

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