「ルフィ」?に面会、頻繁に 告訴女性、キスのしぐさも―フィリピン収容所

東京, 2月2日, /AJMEDIA/

全国で相次ぐ強盗事件の指示役「ルフィ」とみられる男らを含む4人の容疑者が拘束されているフィリピンの入国管理局収容所に、このうちの1人から暴力を振るわれたとして告訴している女性が頻繁に面会に訪れていることが1日、分かった。「ルフィ」を名乗っていたうちの1人とみられる渡辺優樹容疑者(38)も、現地で女性に暴力を振るった罪に問われている。
 フィリピン国内で事件を起こしたとして告訴されると、その事件処理が優先され、国外退去処分にはならないとされる。収容者の中には退去処分を避けるため、金を払うなどして自分を告訴させるケースもあるという。
 関係者によると、この女性は容疑者の1人と面会するため、マニラ首都圏にあるビクタン収容所を頻繁に訪れている。2人は親密な様子で、キスをするようなしぐさをすることもあるという。
 同国法務省によると、告訴されている3容疑者のうち、渡辺容疑者の他にもう一人も女性や子どもに暴力を振るった罪に問われている。レムリヤ法相は「これらは収容者が国外退去処分にならないよう、意図的に起こしたものだ」と断定。「こうした不正に関わっている弁護士はたくさんいるはずで、彼らの資格停止に向け調査を進めたい」と話している。

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