食料危機終結に総力を 独で閣僚級会合

東京, 6月25日, /AJMEDIA/

ロシアの侵攻を受けるウクライナからの穀物輸出が滞り、アフリカ諸国などで食料危機が深刻化している問題で、先進7カ国(G7)などの閣僚級が参加する会合が24日、ベルリンで開かれた。ドイツのショルツ首相はビデオ演説で「この問題を終わらせるため、世界中のあらゆる力を結集する」と強調した。
 ショルツ氏は26日から独南部エルマウで開かれるG7首脳会議で食料問題を主要議題として取り上げ、「明確なメッセージを打ち出すと約束する」と明言した。
 グテレス国連事務総長は「前例のない飢餓の危機に直面している」と指摘。ブリンケン米国務長官は「苦しむ人々のために、われわれにはできることがある」と訴えた。
 会合にはG7のほか、食料危機の影響を受ける国々、国際機関や民間団体などの代表が参加。日本からは林芳正外相がオンラインで出席した。

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