”絵見てほしかった”警察官が自作ステッカー販売の副業 処分

東京, 9月26日, /AJMEDIA/

兵庫県警察本部の30代の女性警察官が、車に貼るステッカーをみずから作成し、SNSで販売するなどの副業を繰り返していたとして所属長訓戒の処分を受けました。4年間で合わせておよそ130万円を得ていたということです。

処分を受けたのは、兵庫県警察本部の交通部に所属する30代の女性巡査長です。

警察によりますと、巡査長はことし4月までの4年間に、「犬が乗っています」などというメッセージが入った車に貼るステッカーをみずから作成し、SNSで販売していました。

販売は300回余りにわたり、合わせておよそ130万円を得ていたということです。

また、49の企業と契約を結び、子ども用品などを無償や割引価格で提供してもらう代わりにSNSで性能などをPRするモニターとしても活動していたということです。

去年からことしにかけて匿名の通報が相次いでいたということで、兵庫県警察本部は公務員の副業を制限した地方公務員法に違反するとして、巡査長を先月、所属長訓戒の処分にしました。

巡査長は聞き取りに対し、「絵を描くのが趣味で、多くの人に自分の絵を見てほしかった。利益が出ていないため副業にはあたらないと思った」と話しているということです。

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