昨年の殺人が半減 「強権」大統領の強硬策奏功―エルサルバドル

東京, 1月7日, /AJMEDIA/

世界で最も治安が劣悪な国の一つとされる中米エルサルバドルで、2022年の殺人件数が前年の半分以下に減少したことが分かった。政府が6日までに発表した。強権体質を指摘されるブケレ大統領は、昨年3月27日に非常事態宣言を発令。市民権を一部制限し、軍を投入して「マラス」と総称されるギャング組織の摘発に取り組み、6万1300人以上を検挙したという。
 ビジャトロ法務・公共治安相によると、殺人件数は21年の1147件から22年は約57%減の495件に。15年に人口10万人当たり105件だった殺人発生率(世界銀行)が、政府によると22年は7.8件にまで下がった。

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