弁当で食中毒 ごはんとおかず両方から菌検出 原因さらに調査

東京, 9月27日, /AJMEDIA/

青森県八戸市の駅弁メーカー「吉田屋」の弁当を食べた人が全国各地で食中毒と確認された問題で、保健所のこれまでの調査で回収した弁当のごはんとおかず、両方から食中毒の菌が検出された一方で、このメーカーの設備や残された食材からは食中毒の菌は検出されていないということです。保健所は、食中毒の原因についてさらに詳しく調べています。

青森県八戸市の駅弁メーカー「吉田屋」の弁当を食べた人が下痢やおう吐などの体調不良を訴えた問題で、八戸市保健所は今月23日、弁当が原因の食中毒と断定し、「吉田屋」を営業禁止処分にしました。

保健所によりますと、25日までに食中毒と確認された人は、26の都道県で合わせて394人に上ります。

食中毒の原因について、保健所のこれまでの調査では吉田屋の施設の設備や残されていた食材からは菌が検出されていないということですが、回収した弁当の一部ではごはんとおかず、両方から食中毒の菌が検出されたということです。

また、吉田屋は会社のホームページで、県外の委託業者から仕入れた弁当のごはんを受け入れる際に、必要な作業を十分に行っていなかったことが原因の1つだったと考えられるとしています。

保健所は、現段階で、食中毒の原因ははっきりしないとして、弁当の製造過程や食材の保管状況などについてさらに詳しく調べています.

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