反田さん寄贈のピアノ試弾 奈良市

東京, 8月24日, /AJMEDIA/

 昨年のショパン国際ピアノコンクールで2位に入賞したピアニストの反田恭平さんが奈良市の「なら100年会館」に寄贈した、アップライトピアノの試弾会が同館内で子ども向けに開催された。子どもたちは憧れの反田さんのサインが書かれたピアノで思い思いの音を奏でていた。
 ピアノは、アーティストらが本番前に使えるようにと反田さんが5月に寄贈した。この日は抽選で選ばれた7~14歳までの8組約10人の子どもたちが、ピアノが置かれている楽屋で20分間ずつ演奏を楽しんだ。
 参加した奈良市の中学3年生、藤井莉可さん(14)は「電子ピアノとは音の響きが全然違って気持ちよかった。憧れの人のピアノを弾けてモチベーションが高まった」と話した。市によると、参加者の感想を踏まえ、今後も試弾会の開催を検討するという。

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