北朝鮮、「圧倒的な軍事措置」警告 2~5日に作戦実施

東京, 11月7日, /AJMEDIA/

朝鮮中央通信によると、北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は7日、米韓両軍の大規模空中訓練「ビジラント・ストーム」(10月31日~今月5日)を非難し、「敵の戦争演習には圧倒的で実践的な軍事措置で対応していく」と警告した。総参謀部は、米韓訓練に対抗して2~5日に弾道ミサイル発射などの軍事作戦を行ったと明らかにした。
 総参謀部は軍事作戦について「挑発に対する明白な答えだ」と主張した。韓国軍は7~10日に戦時の指揮系統を確認する定例の「太極演習」を実施する予定で、北朝鮮のさらなる挑発も予想される。日米韓は北朝鮮の7回目の核実験を警戒している。
 総参謀部によると、2日は敵の空軍基地の攻撃を想定して戦術弾道ミサイル4発を発射したほか、異なる高度と距離の空中目標の迎撃を想定して23発の地対空ミサイルを撃った。また、韓国軍が対抗して空対地ミサイルを発射したことに対し、戦略巡航ミサイル2発で「報復」した。
 3日は国防科学院の求めで「敵の作戦指揮体系をまひさせる特殊機能弾頭」の検証のため、弾道ミサイルを試射した。韓国軍が大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定するミサイルを指すとみられる。4日は「3時間47分にわたり500機の各種戦闘機を動員した空軍の大規模な総戦闘出動作戦」を行い、5日は戦術弾道ミサイル2発など計4発を撃ったという。

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