体験型ツアーで仁淀川流域堪能 高知県

東京, 12月9日, /AJMEDIA/

 仁淀ブルー観光協議会(高知県佐川町)は9~11月、「仁淀ブルー体験博」を開催した。参加者は、県内で最も透明度が高い1級河川・仁淀川の流域で、歴史や文化に触れた他、紅茶やお菓子などを手作りしたり、サウナやリバーサイクリングなどのアウトドア体験をしたりといった計53のツアーを堪能した。
 11月23日に行われた旧池川町(現仁淀川町)散策は、かつて高知市と松山市をつなぐ宿場町として栄えた古い景観を残す町並みがテーマ。参加者は、任意団体「仁淀川町の観光を考える会」のガイドによる手製の地図を片手に、幕末維新の志士の脱藩の裏話や、林業・製紙・炭作りを中心に繁栄した歴史などに浸った。特に土佐三大神楽で県内最古の歴史を持つ池川神楽は新嘗祭に合わせて行われるため、ツアーならではのイベントだ。
 高知市から参加した60代の女性は「地元に密着したガイドのおかげで、町の人と会話をしてつながることができた」と話した。同協議会の西岡由紀さんは「各流域で異なる強みがあるので、ツアーのカテゴリーをたくさん用意して魅力」を発信したいと語った。

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