伊丹空港にアンテナショップ 和歌山県有田市

東京, 11月10日, /AJMEDIA/

 和歌山県有田市とANAグループで地方創生ビジネスなどを担当する「ANAあきんど」は、伊丹空港内に期間限定のアンテナショップを開設した。多くの人が行き交う空港を活用した地域PR策で、同市特産「有田みかん」を使った商品を通じ、有田みかんの認知度アップを目指す。
 同社大阪支店によると、伊丹空港でのアンテナショップは初めて。店舗は保安検査通過後の商業エリアにあり、広さ約22平方メートル。有田市の果樹園2社が出店し、有田みかんを使ったジュースやジャム、ゼリーなど17品目が並ぶ。収穫が最も盛んな11月のみの営業で、月初と月末には生みかんを販売する。
 店内では物販のほか、みかん農家のこだわりを伝える動画を放映。9日には、生みかん300個を用意し、搭乗者らに無償提供した。
 ミカンの国内生産量は、和歌山県が全国1位だが、有田みかんの認知度は全国的に高くないという。有田市ふるさと創生室は「旅行や仕事で空港を利用する人に有田みかんのおいしさを知ってもらい、ファンになってほしい」と話している。

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