東京, 3月3日, /AJMEDIA/
【ニューデリー時事】ロシアのラブロフ外相と中国の秦剛外相は２日、２０カ国・地域（Ｇ２０）外相会合に合わせてインドの首都ニューデリーで会談した。中国外務省によれば、秦氏はウクライナ侵攻を巡り、和平交渉の妨害と対ロ制裁に反対する立場を表明した。タス通信によると、秦氏は昨年１２月末に就任しており、両氏が外相として会ったのは初めて。
米欧がウクライナを侵攻したロシアへの圧力を強める中、中ロは外相会談により結束を改めて誇示。秦氏と個別会談を見送ったブリンケン米国務長官をけん制した格好だ。中国による偵察気球や対ロ軍事支援検討の問題で米中関係もぎくしゃくしている。
