GK一森、チーム救う PK阻止に再三の好セーブ―Jリーグ・G大阪

東京, 5月05日, /AJMEDIA/

 リーグ戦3試合連続無得点に終わったG大阪をGK一森が救った。引き分けで勝ち点1を確保し、「ゼロに抑えられたことは自信になる」と胸を張った。
 最大のピンチだった。前半終了間際に権敬源が相手選手を倒し、PKを献上。それでも一森は冷静に「PKになった瞬間、勝負は始まっている。相手のしぐさとかを見ていた」。ガブリエルシャビエルのキックを左に飛んでキャッチ。後半も再三のビッグセーブでゴールを死守した。
 2020年にJ2岡山から加入し、今年4月の名古屋戦でJ1初出場を果たしたばかり。元日本代表の正GK東口が故障で離脱している中で存在感を増しているが、「ミスもあったのでもっと精度を高めていけるように」と慢心はない。
 チームはこれでリーグ戦5試合白星なし。次戦はホームで最下位の神戸とぶつかる。一森は「もっと前の選手に楽をしてもらえるように、自分からこれでもかとチャンスをつくれるようにやっていきたい」と見据えた。

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