500超地域で電力供給停止 氷点下で暖房に懸念―ウクライナ

東京, 12月5日, /AJMEDIA/

ウクライナのイエニン内務副大臣は4日、ロシアによる電力インフラへの攻撃によって、国内500以上の地域で電力供給が停止していると明らかにした。
 イエニン氏は地元テレビに対して「敵はわが国の重要インフラを攻撃し続けている」と指摘。電力を供給できない地域が8州の507地域に広がっていると説明した上で、「(北東部)ハリコフ州が最も打撃を受けており、112の集落に影響が及んでいる」と強調した。
 東部ドネツク、南部ヘルソン両州ではさらに約90集落で停電しているほか、ミコライウ、ザポロジエ、ルガンスク各州にも影響が及んでいる。
 最近では冬の到来で屋外の気温が氷点下となる中、繰り返される停電によって多くの人々は暖房や照明が不足する生活を送っている。電力会社DTEKは1日、ロシアが10月にウクライナのエネルギー施設を攻撃し始めて以来、ウクライナの電力施設の約半分が被害を受けたままだと述べた。

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