日韓財務相会談 “急激な為替変動には適切な措置 認識を確認”

東京, 04月17日 /AJMEDIA/

日本の鈴木財務大臣と韓国のチェ・サンモク(崔相穆)副首相兼企画財政相が訪問先のアメリカで会談しました。韓国政府の発表では両国が通貨安について深刻な懸念を共有したうえで、急激な為替の変動に対しては適切な措置をとることができるという認識を確認したということです。

鈴木財務大臣と、韓国のチェ・サンモク副首相兼企画財政相は、G20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議が開かれるアメリカのワシントンで16日に会談しました。

韓国の企画財政省の発表によりますと、会談で両国の経済発展に向けて、関係強化を進めていくことで一致したということです。

また、鈴木大臣とチェ企画財政相は最近の円安と韓国の通貨ウォン安について深刻な懸念を共有したうえで、急激な為替の変動に対しては適切な措置をとることができるという認識を確認したということです。

外国為替市場では円安が加速していて、16日のニューヨーク市場では円相場は一時、1ドル=154円79銭まで値下がりしておよそ34年ぶりの円安ドル高水準を更新しました。

市場では政府・日銀の市場介入への警戒感が広がっています。

通貨安は韓国でも進んでいて16日は一時、1ドル=1400ウォン台まで下落し、通信社の連合ニュースは、2022年11月以来のウォン安だと伝えています。

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