英国人捕虜の死刑「撤回せず」 ウクライナの親ロ派幹部

東京, 6月13日, /AJMEDIA/

ウクライナ東部を支配する親ロシア派武装勢力「ドネツク人民共和国」幹部のプシリン氏は12日、ウクライナ軍に協力して戦闘に参加し捕虜となった英国人2人とモロッコ人について、先に下された死刑判決が撤回されることはないとの見解を示した。ドネツク州マリウポリで開いた記者会見で述べた。
 プシリン氏は、3人が「金のために民間人を殺す目的でウクライナへ来た」と主張。死刑が「完全に公正な罰」で、「刑を減免する条件は見当たらない」と断言した。また、ジョンソン英政権が親ロ派との接触を試みていないと批判した。
 英首相府の報道担当官は10日、3人が「ウクライナ軍の一員で(戦時国際法が適用される)捕虜だ」として、死刑判決に「がくぜんとした」と表明した。国連も死刑判決への懸念を示している。

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