第7波、閣僚自宅待機相次ぐ 岸田内閣「業務に支障ない」

東京, 7月26日, /AJMEDIA/

 新型コロナウイルスの流行「第7波」が猛威を振るう中、岸田内閣の閣僚がコロナに感染するなどして待機・療養を余儀なくされている。松野博一官房長官の感染が23日に確認されたのに続き、25日には鈴木俊一財務相が家族の感染で自宅待機。松野氏の代役で記者会見に臨んだ磯崎仁彦官房副長官は「業務に支障は生じていない」と強調した。
 松野氏は自宅療養中で、症状は「軽快している」(磯崎氏)という。公務復帰は来週以降となる見通し。一方、鈴木氏は近くに住む家族の感染が23日判明したため、自宅待機に入った。症状はなく、26日の検査で陰性が確認されれば公務に復帰する予定だ。
 磯崎氏は25日の会見で、閣僚不在中の対応について「公務復帰までの間も随時情報を報告し、必要な判断をもらうことにしている」と指摘。「必要に応じて官房副長官や副大臣が業務を代理で行い、支障のないよう努めている」と語った。
 一方、岸田文雄首相は感染状況が悪化してからも夜の会食を続けている。磯崎氏は「東京都などの要請に沿って、感染防止対策が徹底された認証店を利用し、マスクを着用するなど基本的な対策を徹底している」と説明した。

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