物価高騰で抗議デモ 治安部隊と衝突―南米スリナム

東京, 2月18日, /AJMEDIA/

南米スリナムの首都パラマリボで17日、物価高騰に反発する人々の抗議デモが行われた。治安部隊との衝突に発展し、中心街の店舗では略奪もあった。
 スリナム政府は声明で「国会が強行突破され、破壊があった」と強調。ただ、詳細は明らかにしなかった。
 デモ参加者は食品・ガソリン価格や電気料金の上昇を批判するスローガンを叫び、政府が腐敗していると批判。サントキ大統領の退陣も求めた。一部は警官隊に向けて瓶や石を投げ付け、警察も催涙ガスやゴム弾で応酬した。
 スリナムは経済危機に見舞われ自国通貨も急落し、多くの国民は生活が困窮。一方、政府は国際通貨基金(IMF)が義務付ける支出削減に対応するため、電力やガスなどへの補助金の廃止を計画している。

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