植草歩、五輪後の復帰戦で金メダル!高速の突きが冴える

東京, 5月17日, /AJMEDIA/

 5月13日〜15日、モロッコの首都ラバトにて空手の国際大会「プレミアリーグ・ラバト」が開催され、女子組手+68kg級で植草歩(JAL)が優勝を飾った。
 16年の世界選手権で優勝し、東京五輪では金メダル候補だったが、メダル獲得できず。今回約9ヶ月ぶりの復帰戦で見事優勝した。

 海外の長身選手たちを相手に、得意の上段、中段突きを中心にポイントを重ねトーナメントを勝ち抜いた。日本選手は13名(組手3名、形10名)が出場したが、組手では植草のみメダル獲得。形では、女子形の大野ひかる(大分市消防局)と男子形の本一将(AGP)が金メダル。銅メダルが4名獲得となった。

 植草は自身のSNSで「オリンピックから9ヶ月後の最初の復帰戦。2年9ヶ月ぶりに金メダル獲得。オリンピック後、方向性を模索してきたけど、今日の勝利は、自分にとって深い意味を持つ金メダルになりました。今日ここに来るまでアゼルバイジャンでキャンプし、良いテクニックの経験を積むことができました」とつづっている。
 植草は19年9月のプレミアリーグ東京大会以来の金メダル。昨年の東京五輪後に引退も考えたが、来年開催の世界選手権の参戦に向け、海外遠征などで世界の強豪らと練習に励んでいるという。

 植草の次戦は6月11日に群馬・高崎で行われる「第1回全日本体重別選手権」に参戦する予定だ。

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