東京, 04月13日 /AJMEDIA/
大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が12日、2番・指名打者で先発出場したパドレス戦の1回の第1打席で今シーズン4号のソロホームランを打ちました。大谷選手は大リーグ通算のホームラン数を175本として松井秀喜さんが持つ日本選手の最多ホームラン記録に並びました。
大谷選手は1回の第1打席、ワンボールからの2球目、アウトコース高めの153キロのストレートを捉えました。
センター方向への当たりがフェンスを越えると、大谷選手は表情を変えずにベースをまわり、ベンチに戻るとチームメートからひまわりの種をかけられて祝福されていました。
打球の速度は172.6キロ、角度は25度で、飛距離は122.8メートルでした。
スタジアムのスクリーンに「175」の数字が大きく表示されると、ファンから大きな拍手が送られました。
日米通算1000安打に到達
大谷選手は、5回の第3打席でもツーベースヒットを打ちました。これが大リーグでは704本目のヒットで、プロ野球 日本ハム時代の296本と合わせて、節目となる日米通算1000安打に到達しました。
《日本選手の通算HR数》大谷 近年は驚異的なペース
175本 大谷選手 松井秀喜さん
117本 イチローさん
48本 城島健司さん
44本 井口資仁さん
42本 福留孝介さん
36本 鈴木誠也選手
大谷選手がホームランを打ちこれで大リーグでの日本選手の通算ホームラン数は、大谷選手と松井秀喜さんが175本でトップ。2人に次ぐ3位はイチローさんの通算117本で、100本以上打っているのはこの3人だけです。
4位は城島健司さんの48本、5位は井口資仁さんの44本、6位は福留孝介さんの42本と7位はカブスの鈴木誠也選手で現時点で36本を打っています。
松井さんが通算1205試合で175本に到達したのに対し、大谷選手はバッターとして出場した717試合目でこの記録に並びました。特に2021年から昨シーズンまでの3年で124本を打つなど近年は驚異的なペースでホームランを積み重ねてきました。