拉致問題、米新大使と連携 「チャンス逃さず」―岸田首相

東京, 12月20日, /AJMEDIA/

 岸田文雄首相は20日の参院予算委員会で、北朝鮮による日本人拉致問題に関し、「新しい駐日米大使と緊密に連携していくことも重要だ。バイデン大統領の信頼が大変厚い方だ」と述べ、先に米上院の承認を得たラーム・エマニュエル氏の役割に期待を示した。首相は「あらゆるチャンスを逃さずに全身全霊を傾けて課題に取り組んでいきたい」とも強調した。自民党の山下雄平氏への答弁。
 首相は来年1月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に出席するかどうかについて、「強い思いを持っているが(出欠は)調整中であり確定していない」と述べるにとどめた。首相としての初訪米に関しては、「米国の国内事情、新型コロナウイルスの感染状況などさまざまな観点から調整している。できるだけ早期に日米首脳会談を実現したい」と強調した。立憲民主党の森本真治氏への答弁。

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