得点へ強い意欲 新天地で苦しむ南野―サッカー日本代表

東京, 9月22日, /AJMEDIA/

 南野は日本代表へ合流する直前に新天地で待望の初ゴールを挙げた。「ここに来るのにふさわしい選手だと証明しないといけないと感じていた。たかが1点で何とも言えないが、自分としてはよかった」と率直に思いを語った。
 6月にイングランドの名門リバプールからモナコ(フランス)へ。出場機会を求めて決断した移籍だったが、チームへの適応が遅れてメンバー外になる日もあった。「成長できる自信はあるので、それを信じてやるだけだと思っていた」。苦しい時間をそう振り返る。
 試合勘が鈍っていることは否めない。速いスピードで進んだ実戦形式の練習では、主力組にテンポが遅れる場面も見られた。同じ中盤では久保や堂安、鎌田が好調を維持しており、現状のままでは代表での定位置は安泰とはいえないだろう。
 代表では、適性が高いとは言えない左サイドでの起用が続く。持ち味が発揮されるのはゴール近くのエリアで、「攻撃の最後のところでもっと相手の脅威になりたい」。存在感を示す得点への強い意欲もにじませた。

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