岸田文首相、処理水「健康に影響与えず」 パラオ大統領、放出に理解

東京, 6月15日, /AJMEDIA/

岸田文雄首相は14日、南太平洋の島国パラオのウィップス大統領と首相官邸で会談した。東京電力福島第1原発の処理水を海洋放出する日本政府の方針について、首相は「健康、海洋環境に影響を与える形での放出は決してしない」と強調。大統領は13日に同原発を視察したことを踏まえ、「(日本が)安全性確保に努力しているか、よく分かった」と一定の理解を示した。
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 両首脳は、南太平洋地域への進出も加速させる中国を念頭に、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に向けた連携強化も確認。パラオは台湾と外交関係を維持している。

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