学校での生成AI指針、7月公表へ 夏の宿題利用に制限も―政府戦略会議

東京, 6月27日, /AJMEDIA/

政府は26日、人工知能(AI)に関する政策の方向性を議論する「AI戦略会議」(座長・松尾豊東大大学院教授)の第3回会合を開いた。文章や画像などを自動作成する「生成AI」について、文部科学省は教育現場での児童・生徒の利活用ガイドライン(指針)を、7月初めにも公表する方針を示した。
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 簗和生文科副大臣は、夏休みの宿題などについて「AIの生成物をそのまま自己の成果物として応募、提出することは、場合によっては不適切と指導する必要がある」と指摘。「教育活動の目的を達成する上で効果的かどうかで利用の適否を判断すべきだ」と述べた。会議では「(AI利用を)制限するよりも、より積極的に利用すべきだ」との意見も出た。

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