保護優先、区域設定こだわらず ザポロジエ原発視察―IAEAトップ

東京, 3月30日, /AJMEDIA/

【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は29日、ロシア軍が占領するウクライナ南部のザポロジエ原発を視察した。グロッシ氏は原発周辺での戦闘行為に懸念を示し「安全・保護区域」設置を提案してきたが、調整に難航。今回の訪問ではロシア側とも協議し、区域設定にこだわらず原発の保護自体に焦点を当てた対策を模索する。
IAEAトップがウクライナ訪問 ゼレンスキー氏と原発の安全協議

 グロッシ氏は28日、ロイター通信のインタビューで「何らかの形の保護措置を講じることができるかもしれない」と指摘。協議前進に期待を示した。

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