ブルージェイズ 菊池雄星 6回1失点9奪三振も初勝利は持ち越し

東京, 04月11日 /AJMEDIA/

大リーグ、ブルージェイズの菊池雄星投手が10日、マリナーズ戦に登板し、6回を投げて1失点9つの三振を奪う力投を見せましたが、打線の援護がなく今シーズン初勝利は持ち越しとなりました。

菊池投手は本拠地のトロントで行われたマリナーズ戦に先発登板しました。

菊池投手はこれが今シーズン3回目の登板で前回のヤンキース戦は6回途中まで投げて無失点に抑えましたが、打線の援護がなく勝ち負けはつきませんでした。

この試合も2回まで4つの三振を奪うなど上々の立ち上がりを見せ、3回にフォアボールのランナーを盗塁で二塁に進めたあと初めて打たれたヒットがタイムリーとなり先制点を奪われたものの、その後は切れのあるスライダーなどで次々と三振を奪い追加点を許しませんでした。しかし、チームは得点を奪えず1点のリードを許したまま6回でマウンドを降りました。

菊池投手は6回を投げて三振9個を奪い、ヒットは3本、フォアボール2つ、1失点と先発の役割を果たしました。

ブルージェイズが7回に同点に追いついたため菊池投手の負けはなくなりましたが、延長10回に5点を奪われて1対6で敗れました。

菊池「次にもつながる内容だった」
菊池投手は「前回の登板からスライダーをもう少しいいところに決めたいと、リラックスして狙いすぎないことを1週間取り組んできて、それがすごくいい方向に行った。スライダーはいちばん三振が獲れるボールなので、修正できたことは次にもつながる内容だった」と手応えを話しました。

また、古巣のマリナーズとの対戦だったことについては「すばらしいラインナップで、僕のことをすべて知っているチームなので難しいところもあるが、逆に僕も彼らのことを知っているので投げるのは楽しい」と話していました。

そして、好投しながらも今シーズン初勝利とはならなかったことについて「コントロールできないこと。そこで評価される世界ではない。とにかく1年間、高いクオリティーでローテーションを守るということだけにこだわっていきたい」と冷静に語りました。

鈴木誠也 パドレス戦で無安打 松井裕樹は1回無失点
大リーグ、カブスの鈴木誠也選手はパドレス戦でノーヒットに終わり、パドレスの松井裕樹投手はリリーフで登板し1回を無失点で抑えました。

前日の試合で3本のヒットを打った鈴木選手は10日も相手の本拠地サンディエゴで行われたパドレスとの試合に2番・ライトで先発出場し、見逃し三振、空振り三振のあと2点を追う5回の第3打席は2アウト一塁二塁のチャンスでしたがピッチャーゴロに打ち取られました。

8回の第4打席は空振り三振で4打数で3つの三振を喫しノーヒットに終わり、打率は3割を割り込んで2割9分8厘に下がりました。

この試合、パドレスの松井投手が7対2とリードした7回に2人目で登板しました。先頭バッターにレフトにヒットを打たれましたが、後続をセンターフライ、ショートゴロダブルプレーに打ち取り、わずか4球で無失点に抑え、この回でマウンドを降りました。防御率は1.23です。

試合はパドレスが10対2で勝ちました。

吉田正尚 ヒット打つもチームは逆転負け
大リーグ、レッドソックスの吉田正尚選手は10日、オリオールズ戦に指名打者で出場し、ヒット1本を打ちましたがチームは逆転負けしました。

吉田選手は本拠地のボストン行われたオリオールズ戦に7番・指名打者で先発出場し、先発した左ピッチャー相手に2回の第1打席は1アウト一塁でセカンドゴロのダブルプレー、4回の第2打席は1アウト一塁二塁でファーストゴロでしたがランナーを二塁三塁に進め、次のバッターの2点タイムリーにつなげました。

6回の第3打席は代わった2人目の右ピッチャーからライト前ヒットを打ちました。

8回の第4打席はレフトへの大きな当たりでしたがフェンス際で野手に好補されました。

4打数1安打で打率は2割2分5厘となっています。

レッドソックスは5点のリードを守りきれずに5対7で逆転負けを喫し本拠地で2連敗となりました。

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