バレーボール女子 代表 パリ五輪出場かかる大会前に意気込み

東京, 04月06日 /AJMEDIA/

バレーボール女子の日本代表がパリオリンピックの出場がかかる国際大会を前に会見し、キャプテンの古賀紗理那選手が「パリの出場権獲得のため、個々の力を結集し、チームとして戦っていきたい」と意気込みを話しました。

バレーボール女子のパリオリンピックの出場枠は、開催国のフランスを含めて12チームで、これまでに7チームが出場を決めています。

日本は、去年の予選大会での出場権獲得を逃していて、残る5枠をかけて、5月から行われる国際大会『ネーションズリーグ』に臨みます。

5日は、眞鍋政義監督や選手たちが出席して都内で記者会見を行いました。

この中で、眞鍋監督は「オリンピックの出場権獲得に全集中していきたい。初戦からいいスタートダッシュが切れるようにしたい」と話しました。

キャプテンの古賀選手は「最大の目標であるパリの出場権獲得のため個々の力を結集し、チームとして戦っていきたい。最後は福岡県で試合があるので、たくさんの方に応援に来ていただいて背中を押してもらいたい」と意気込みを話しました。

このあと練習の一部が公開され、選手たちは引き締まった表情でレシーブやスパイクなどに取り組んでいました。

日本は、5月から6月にかけてトルコ、中国、それに北九州市で行われる『ネーションズリーグ』の予選ラウンドに臨み、これを終えた時点での世界ランキングしだいで、パリオリンピック出場が決まります。

五輪出場権 獲得の条件は
バレーボール女子のパリオリンピック出場枠は開催国のフランスを合わせて12チームで、去年の予選大会を終えた段階で
▽世界ランキング1位のトルコ
▽2位のアメリカ
▽3位のブラジル
▽4位のセルビア、それに
▽7位のポーランド
▽8位のドミニカ共和国、そして
▽開催国フランスの、7チームが出場を決めています。

残る5枠は、来月から行われる国際大会『ネーションズリーグ』の予選ラウンドが終了した6月17日時点の世界ランキングで、すでに出場を決めているチームを除いた上位5チームが獲得します。

ただ、予選大会で出場権を獲得できなかった「アジア・オセアニア大陸」と「アフリカ大陸」のランキング最上位のチームには、優先的に出場権が割り当てられることになっています。

世界ランキングは、各試合の結果に応じて与えられるポイントによって変動し、「アジア・オセアニア大陸」では現在、中国が世界6位、日本は9位となっていて、中国を上回ることができるかが重要な指標になります。

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